駐車監視の民間委託
6月に入って,駐車監視の民間委託が始まりました。
運転者が乗っていない車は否応なしに違反対象になり,罰金の支払いは最終的には車の所有者に課せられる事になります。
配送業者,駐車場を持たないロードサイドの飲食店,コンビニなどから,反発も出ています。しかし,確かに駐車車両が少なくなって,町がすっきりしたようです。狭い道路の駐車が減って,車も走りやすくなりました。私の家の近所の商店街では,以前から朝のラッシュ時間,商店街が雇った監視員(警備会社)が街を見回り,違法駐車,自転車に注意を促しています。そのため,車が走りやすくなり,バスも遅れがなくなりました。それと同じ効果が出ているのでしょう。
今は過渡期で,混乱や不満がありますが,配送には1名でなく,2名乗車が必要,ロードサイド店もみな駐車場が必要なんです。それでコスト負担は増えて商品が高くなりますが,それが本来の姿でしょう。本来そのコストが普通で,今までは設備や人員を減らして,無理して安くしていたと考えるべきです。これからは本来の姿に戻るんです。
ただ,郵便配達は駐車違反に問われないのに宅配便は駐車違反に問われるなど,不公平がありますね。医療や福祉関係の車についてもどうするか考える必要があるでしょう。まあ,今は過渡期で,これからも制度を手直ししていく事に躊躇しないでほしいです。
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