滋賀県知事選,主要3党推薦候補を退ける
7月2日,滋賀県知事選が行われ,京都精華大教授の嘉田由紀子氏が初当選しました。嘉田氏は,自民,公明,民主の主要3党が推す現職候補を破っての当選でした。
判官びいきの日本人としては,「よくやった」といいたくなりますが,今回は争点がかなりはっきりしていたようです。つまり「新幹線新駅設置反対」。この主張が,同様に反対する自民党や民主党支持者にも浸透して,今回の当選につながったとの事です。
一時期,県民の勲章のように扱われた新幹線駅設置に関して,滋賀県民は冷静に判断したわけで,その見識に敬意を表します。どこかに不要ではないかという声が大きい空港を作っている県知事も居ますが,県民の支持を得ているんでしょうか?
まあ今回の選挙,ある意味では,先の衆院選挙で自民党が郵政改革一本に絞って,改革推進は否かという分かりやすい選択を選挙民に訴えたのと同じような選挙戦であったと言えるかもしれません。
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