東京地方,大停電
8月14日の朝7時半頃,東京が広い範囲で停電に見舞われ,電車各線の運休,交通信号の停電,停止したエレベータへの閉じ込めなどが起こりました。結局,ほとんどの地域で2時間ほどで回復しました。
私は14日の朝は長野に居ましたから,テレビのニュースでそれを知ったわけですが,横浜市北部の我が家も停電になっているかと思ったら,私の家は停電が無かったみたいです。家へ帰ってから古い電気時計を見たら,正常に動き続けていましたから,ほんの少しの停電も無かったようです。
停電の原因は,クレーン船が東京電力の高圧線に接触したためだったようで,ほんの少しの不注意が,大変な事態を巻き起こしたわけです。2時間くらいとはいえ,鉄道は運休し交通信号も消えました。原因となったクレーン船を保有している会社は,かなり巨額の損害賠償を請求されるのではないでしょうか?
夕方のテレビニュースでは,「都会のもろさを露呈した」といっていましたが,本当にそうなんでしょうか。私はむしろ,何回も長時間の大停電に見舞われているニューヨークと違い,東京の電力は意外ともろくないと感じました。事故地点の高圧線が復旧しなくとも,網の目状に張り巡らした電力網によって別系統から電力を供給してたった2~3時間で大停電が復旧したわけです。伊達に高い電力料金を取っていたわけでないという感じがしました。
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