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2006/09/22

恵比寿の「キムカツ」

 昨日「矢場とん」の紹介をしたので,ついでに「キムカツ」を紹介しておきます。
 いくつか店があるようですが,私が行ったのは恵比寿の「キムカツ」です。ここのカツは,薄いスライスした豚肉を幾重にも重ねてとんかつにしてあるのです。人呼んで「ミルフィーユとんかつ」というそうで,まさにそんな感じのとんかつです。
 「ミルフィーユとんかつ」の存在を知ったのは,実はこの夏,長野のカミさんの実家に行ってテレビを見ていた時でした。長野のあるとんかつ屋さんのCMで「ミルフィーユとんかつ」を紹介していて,旨そうだった事から,東京にも無いのかしらと思って,家に帰って「ミルフィーユとんかつ」でネット検索しました。それで恵比寿の「キムカツ」をみつけたのです。しかも,「ここの店主が脂身嫌いで,しかもある程度脂身がないととんかつに風味が無く,脂身嫌いと風味を両立したとんかつを作りたいと研究を重ねて生み出した」と紹介されており,なんだか「ミルフィーユとんかつ」の元祖のように思えました。
 さて,その恵比寿のキムカツ,お盆休みの最中で,8月15日という東京から最も人がいなくなる日に,営業開始時間ぴったりに行ったのにもかかわらず,すでに10組ほどの行列が出来ていました。私が並んでからも,お客さんが続々と後に並びます。いやがおうにも期待が高まります。
 やっと店に入ってごくオーソドックスに,プレーンの「キムカツ」を注文しました。やってきたのは,とても厚いとんかつで,普通のロースカツのように平たいものではありません。既に切ってあるので,食べやすいです。切り口を見ると肉汁がこぼれるようで,それだけでもつばが出てきます。
 しかし,食べて見るとそれほど肉汁のジューシー感が感じられないのはどうしてでしょうか。あげてある衣のパン粉にしみこんだ油とガチンこしてしまったのかもしれません。ミルフィーユとんかつという特殊なものとしての過大な期待感を持たずに,普通のとんかつとして食べれば,やわらかくおいしいものです。ただ,次も並んでまで食べるのかというと・・・?二つくらいかな。
 写真を撮らなかったので,ホームページからキムカツの写真を拝借して掲載します。

Kimukatsu

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