飲酒運転事故,多発
福岡県の三児死亡事故をはじめとして,昨日も姫路市の職員が飲酒運転で夫婦をはねる事故を起こしています。ここのところ飲酒運転による事故が多発しています。
その飲酒運転事故で,今運転手の逃げ得が問題になっています。飲酒運転で事故を起こし,そのまま逃げて,しらふになったときに警察に出頭すれば,飲酒がばれずに澄みます。単なる事故と飲酒運転では,倍半分も刑期が違うといいます。
事故時に酔っていたかどうかは,飲んだと思われる場所の調査で明らかになりますが,なかなか本人が言い出さない限り,そこまでの調査も難しいでしょう。
これはもう,事故を起こして逃げたときの量刑を2倍にするとか,飲酒していないと申し立てて,あとで飲酒が明らかになったときの量刑を2倍にするとか,思い切った刑の加算を行うべきです。
それに,飲酒に対するだらしない社会通念を直すことが大事です。「飲んだら飲むな,飲むなら乗るな」とよく言われますが,どうも人間というのは,飲酒に対してだらしないです。車の運転を離れても,泥酔者のだらしない行為を甘く見過ごす社会通念を変えていかなければなりません。そんなところにも,飲酒運転を誘う元凶があるように思います。
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