ブルーレイディスク2層録画は困難?
SONYがブルーレイディスクの録画対応レコーダーを10月3日に発表しました。ところが,録画容量が25GBと,東芝のHD DVD録画対応機の30GBを下回る容量でしかないということが話題になっているようです。
これは,2層録画に対応しておらず,1層録画しかできないからで,SONYは2層録画の安定性を検証できなかったためといっています。すでに発表されている松下のブルーレイ録画対応機は2層録画に対応し,50ギガの容量を持っていますが,SONYが2層録画の安定性に問題があるというのなら,一応発表したものの,松下の方も大丈夫なのかと勘ぐってしまいます。
従来のDVDディスク構造に近いHD DVDに対し,ディスク表面から0.1ミリの場所に0.02ミリ程度の間隔で2枚重ねにした記録層を持つというブルーレイディスクの2層技術が難しそうだというのは分かりますが,HD DVDとの対抗という点で,ちょっとミソをつけた格好です。
いずれ2層録画も出来るようになるのでしょうが,次世代DVDの主流がどっちになるのか,今年中に決着をつけるといっているメーカーもあるようで,そんな早い時期に決着がつくのならば,ちょっと心配です。 がんばれ!
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