タウンミーティングでやらせ
9月に青森県八戸市開かれた政府の「教育改革タウンミーティング」で,教育基本法改正案に賛成の立場で質問するよう参加者に依頼していた問題について,11月7日,内閣府は質問者10人中6人に質問を依頼していたと発表しました。
発表によると,このうち3名に,文部科学省が用意した同法改正に賛成する質問案に沿った質問をするよう依頼したとの事(実際はそのうちの1名が欠席)。
小泉内閣になって導入されたタウンミーティングですが,過去の174回のタウンミーティングでも同様のやらせ質問がなかったか,調査するとの事です。
民間でも,株主総会などでやらせ質問が行われていましたが,徐々に是正されつつあるようです。お役所の世界では,まだまだこんなことがはびこっているんですね。国民の生の声を聴こうという態度が全く欠如している行為で,ある意味国民を信用していないところから発生している物のように感じます。いかにも「お役所」のイメージ通りの行為です。こんなニュースが世界に配信されるとすれば,全く恥ずかしい限りです。
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