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2007/02/14

6ヶ国協議,急転直下まとまる

 北朝鮮の核問題をめぐる6ヶ国協議は,北朝鮮が60日以内に寧辺の核施設の稼働を停止すること等の措置を行い,その見返りに重油5万トン相当のエネルギー支援をすることで何とかまとまりました。最終的には,北朝鮮が核を放棄すれば,100万トン相当のエネルギー支援を受けられることになっており,北朝鮮にとって,成功報酬的な取り決めがなされています。これら支援は,当面日本を除く4ヶ国で負担し,拉致問題が解決すれば,日本も支援に参加する事が議事録に明記されているそうです。
 まずは上手くまとまったといえるでしょう。日本にとっても,拉致問題解決までは支援を行わないことが明確化されて,主張を貫いた格好です。できれば,「拉致問題解決の後,日本が○万トン相当のエネルギーを支援する」という形で,こちらの方も北朝鮮の成功報酬的な取り決めにすればよかったかもしれません。
 しかし,「核」をネタにこれだけの物を引き出したのだから,北朝鮮としては「核開発」が成功したという事になるのかなあ・・・。
 

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