世界で一番coolな街
先日テレビのニュース番組で,日本のコミックが海外に拡がり,ついに日本コミック風な外国産コミックが現れたというトピックを放送していました。
イギリスでは,シェークスピアの「ロミオとジュリエット」のコミック化がイギリス人女性漫画家の手によって行われたそうです。
悲劇の元となるモンタギュー家とキャピレット家の抗争は,二つのヤクザの抗争になり,ロミオはロック歌手,ジュリエットは高校生という設定だそうです。漫画の作者は白人の若い女性。なかなかの美人でした。たぶん,日本のコミックが大好きな世代なのでしょうね。
絵は全く日本のコミックですが,高校生という設定のジュリエットが和服を着ているのが奇妙。舞台は,イギリス人が考える,今世界で最もクールな(かっこいい)街,東京渋谷。半世紀前の1957年,当時もっともcoolな都市ニューヨークを舞台にしたロミオとジュリエットが,ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」。現代のロミオとジュリエットは東京渋谷というわけですか。イギリス人に「世界で最もかっこいい街」などと言われると,見慣れた渋谷の街も,少し違って見えてくる・・・ことは,やっぱりないな。
ほかに,ハムレットのコミック版もあるそうです。
(上の写真は,Coolな渋谷駅前!?)
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