府中市,ダストボックス方式廃止
家庭のゴミを,街頭に設置したダストボックスにいつでも捨てられる「ダストボックス方式」をとっていた東京府中市が,この方式の廃止を決めました。
府中市は,全国の自治体の中で唯一,ダストボックス方式を続けていた自治体だそうで,大企業の大工場や東京競馬場,競輪場を有する裕福な自治体ならではの住民サービスでした。ところが,他の近隣自治体住民からの越境投棄が増え,その処理に年間3億円もの余分な経費がかかっていたそうで,今回の廃止もやむをえないでしょう。
全国的にごみ収集の合理化,有料化が進んみ,ゴミ処理はそれを出す住民側の負担という意識が広がっていますが,住民の自治体への「おまかせ」ごみ収集サービスの終焉ですね。
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