国の報道なのに・・・?
中国のダンボール肉まん事件。少し前のニュースですが,スクープした記者の捏造だったと発表されました。
本当に捏造なのかしらと思ってしまえるのも恐ろしいですが,それよりもニュース映像の中の,中国市民へのインタビューで「国の報道なのに,間違っているとは思えない」という人が居たのが印象的でした。西側の報道などは,「お上の発表や報道が間違っているのではないか」という批判精神から出発しているのに,中国ではやはり今でも「国の報道は間違っていない」と考える人がいるんですね。まあ,そういう意識を国民が持ってくれないと,あれだけ多い人口,あれだけ広い国土が治まらないのかもしれません。
以前もこのBlogに書いたことがありますが,あれだけの広さを一つの政府が治める必要があるのでしょうかねえ。各自治区を独立国とし,そこそこの国土,国民を擁する国にしたほうが,お互いに幸せなような気がします。多くの民族からなる国民,風土の違う広い国土を治めようとするから,強権的な政府にならざるを得ないし,いろいろ無理を重ねなければならないし,目の届かないところができるのです。
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