また賞味期限改ざん,「白い恋人達」
北海道土産の定番,「白い恋人達」の賞味期限改ざん問題で,メーカーの石屋製菓は,改ざんが11年前から行われており,社長も承知していた事を明らかにしました。改ざんについて石屋製菓は,「30周年の記念包装から通常の包装に変える際に担当役員が指示した」とか「6月に改ざんを知らせるメールが同社に届いたが,担当役員は社長に報告していなかった」など,あたかも改ざんが一時期の特別なことだったように当初の会見では言っており,社長も知らなかったように受け取れる発言をしていました。
ミートホープ事件もこの事件も,会見するたびに事実関係が変わっていき,結局トップも承知していた会社ぐるみの改ざんだったことが明らかになりました。そんな経緯を見ると,なるべく隠そう隠そうという会社側の魂胆がみえてきて,ますます信用が置けなくなります。どうせ明らかになるのならば,最初からスパッと明らかにすれば,消費者の見方も変わってくるのに・・・。
しかし実際のところ,以前このBlogにも書いたように,私は賞味期限については割と寛大で(ある親戚のおかげで),むしろ同社にについては,アイスキャンディーやバームクーヘンから菌が見つかっていたのを公表しなかった事の方が賞味期限の改ざんよりも罪が重いと思うんですが・・・。
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