民主党,郵政民営化先送り法案提出
民主党が年金保険料を年金給付以外に使えないようにする「年金保険料流用禁止法案」と共に,現在10月1日からの実施で進行している郵政民営化を先送りする「郵政民営化凍結法案」を参院に提出しました。
「郵政民営化凍結法案」は,共同歩調をとる国民新党の要請を受けての提出らしいですが,参院で第一党になったというアドバルーンの様に感じます。
郵政民営化推進は,小泉首相時代の衆院選で自民党が圧倒的支持を受ける事となった改革で,それを先送りしようというのは,「民主党はやっちゃったね!」という感じがします。
国民新党は,郵政族の支持を受けて郵政民営化に反対して自民党を追い出された勢力ですから,民営化先送りにでも凍結にでもしたいでしょうが,自民党に揺さぶりをかけるだけの目的でこのような先送り法案を提出するというのは,「政権を担当できない野党!」という根性が見えるようで,国民に「政権を担当できる野党」であることを示したい民主党にとってはマイナスのような気がします。
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