都営地下鉄大江戸線停電,避難に2時間
東京の都営地下鉄大江戸線で,10月23日朝,停電が起こり,72本が運休して9万3000人に影響がでました。
このとき,一本だけ駅間に停車した列車があり,乗客は車両前方のドアから脱出して近くの駅に非難しましたが,この非難が完了するまで,2時間かかったらしいんですね。火事や地震など,非常災害のときにも同様の方法で非難が行われるとのことで,どうも心配です。停電だからいいようなものの,火事や地震などの時に,たった1本の列車からの避難に2時間もかかっていたのでは,パニックが起こるのではないでしょうか?
以前,地震を想定した避難訓練で,避難場所に指定されている小学校に集まってみたら,ひとり当たり足を抱えて床に座るだけのスペースしかなかったという話をこのブログに書いたことがありますが,都市での震災時の避難のあり方には疑問を抱かざるを得ません。
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