佐世保市の銃撃事件
長崎県佐世保市の銃撃死傷事件,犯人が自殺して,動機は未だ闇の中です。
犯人に狙撃されて死亡した男性は犯人の友人で,しかも何ら犯人との間のトラブルも現在では明らかになっていません。犯人からメールによって呼び出されているところを見ると,狙撃されるほど深刻なトラブルなどなかったと思われます。現段階では,犯人が自殺しようとして親友を道連れにしたという事件のように見えます。しかし死亡した水泳インストラクターの女性は,犯人からストーカー行為を行われていたという話もあり,まだ真相はわかりません。
犯人は犯行現場のスポーツクラブから逃走したのですが,佐世保には,仕事で赴任している姪が住んでいました。そんな姪の近くで起こった事件のような気がしたので,事件を知った後すぐ電話をかけました。携帯電話に出た姪から,会社の旅行で佐賀県に行っており,日曜日に帰る予定と知らされ,ほっとすると同時に日曜日までに犯人が逮捕されることを望みましたが,土曜日に犯人が逮捕されたわけです。
銃を使っていること,迷彩服を着ていること,顔をすっぽり隠していることから,姪は,米軍関係者が犯人ではないかと言っていました。確かにそう思うほど,これまでの日本では考えられない事件でした。銃所持の許可のあり方についても,これをきっかけに議論されるべきでしょう。巻き添えで死亡した女性や怪我をした多数の方々の尊い犠牲のためにも,銃のあり方は再検討されるべきです。
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