製紙業界ぐるみ,古紙偽装
年賀はがきの古紙含有率が規定の40%より著しく低いことが分かり,さらにコピー用紙などの古紙含有率にも偽りがあることが分かりました。年賀はがき古紙含有率偽装に関係していた大手製紙会社5社が,18日までに古紙製品の含有率偽装を公表しており,業界ぐるみの偽装であることが分かりました。
昨年,様々な偽装が明らかになりましたが,今年もさらにそれが続くようです。しかし,「古紙製品であること」が商売になる時代なんですね。しかし,古紙再生技術が伴わず,「古紙」では品質の上で問題があるようです。どの社も同じように古紙再生技術が未熟であれば,それを正しく発表してもよかったのではないかと思うんですが,偽装の方に走ってしまったんですね。「品質のいいものを提供するのだから」ということから,「偽装=悪い」という意識が希薄だったのかもしれません。
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