オバマ候補,着々と大統領候補指名へ
アメリカ大統領選の前段階である党内の候補指名争いで,オバマ候補がクリントン候補に対して7連勝し,選挙人数でも優位に立ちました。
着々と大統領に近づいているオバマ候補ですが,もちろん大統領に選出されれば黒人初の大統領となります。黒人である事に対するアメリカ国民のアレルギーについて報道される事はありませんが,実際はどうなんでしょうね。
かつて,ブッシュ政権の国務長官で,国民に絶大な人気のあったパウエル氏が,大統領に立候補する事を望まれながらそうしなかったのは,黒人が大統領になることに対するアメリカ国民のアレルギーを考えて,夫人が大反対したからだとも言われています。
しかし,オバマ候補は黒人の父と白人の母をもち,白人家庭で育っています。その事がアレルギーを緩和すると思われます。オバマ氏のような生い立ちの人が大統領になれば,やがて純粋な黒人大統領誕生への布石にもなるように思います。
しかし,日本にとっては,日本重視を言及しているクリントン候補の方が望ましいという話もあります。さらに,日本で会社社長をやっていた人がブレーンにいて,その人が重要な閣僚になる事が予想される共和党のマケイン候補が大統領になるのが一番好ましいといわれています。
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