紛糾する新銀行東京
東京都の「新銀行東京」,どう見ても死に体だと思いますが,都側は400億円をつぎ込もうとしている。追求する側は石原都知事の責任を追及して議論にならない。1~2日はそんな追求もいいでしょうが,いつまでもそんなことをやっている場合ではないでしょうに。この「いつまでもそんなことをやっている場合ではないでしょうに」というのは,最近国の政治でも感じますね。
新銀行設立時は,自民,公明,民主がそろって賛成し,これを公約として立候補して石原氏が都知事となったのだから,都民も賛成したのです。責任といえば,石原氏はもちろん,自民,公明,民主,それに都民,そろって責任があるのです。それを責任がどうのこうのという事をいつまでもいつまでもやっているのは,いかにも無責任です。
ところで,市中銀行が中小企業への融資を回復させている昨今,新銀行東京の役割は終わったとして,もう清算の方向に向かうべきなんだと思います。
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