« 作られたバブル都市,ドバイ | トップページ | 「お台場寄席」のサンプルレートの事 »

2008/05/23

カプセル玩具を飲み込んで脳に障害を負った事故の報道について

 2002年当時2歳だった男の子が,カプセル玩具「ガチャガチャ」を飲み込んで脳に障害を負ってしまった事に対して,鹿児島地裁はメーカーのバンダイの製造物責任を認め,男児側に約2600万円を支払うよう命じました。
 自宅で直径4センチのプラスチック製の球状カプセルを手にして走り回っていた際、口に持っていった瞬間に誤ってのみ込んでしまったという事故でした。私が子供の頃ならば,このような2歳児の事故は,「親の不注意のせいで起こった事故」として報道されたでしょう。判決は「3歳未満の幼児が玩具を取り出した後にカプセルで遊ぶことは予想でき,3歳前後の子どもの口の開く大きさが直径4センチを超えることを想像できたはずだ」と指摘しましたが,親もそれを予測できたわけで,まず親の責任も問われなければなりません。1億8000万円の賠償請求に対して2600万円に減額されたのは,その親の責任を裁判所が認めたためかもしれませんが,新聞報道ではそのような事が一切書いてありません。
 親御さんも十分反省して,また苦しんでおられるとは思いますが,将来のこのような事故に対して警鐘を鳴らす意味でも,(もし裁判所が指摘していないのなら)裁判所も親の責任についても指摘すべきだし,この事故を報道するのならば,親の責任についても報道するべきだと思いました。

|

« 作られたバブル都市,ドバイ | トップページ | 「お台場寄席」のサンプルレートの事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カプセル玩具を飲み込んで脳に障害を負った事故の報道について:

« 作られたバブル都市,ドバイ | トップページ | 「お台場寄席」のサンプルレートの事 »