信じられない? 中学生のバスジャック
7月16日午後1時ごろ,山口県宇部市の中学2年生の少年が,名古屋から東京へ向かうJR東海の東名高速バスの運転手にナイフを突きつけて,1時間にわたってバスジャックをするという事件が起こりました。乗り合わせていたJR東海バスの職員が携帯電話で状況を会社に連絡,少年は監禁と銃刀法違反の疑いで警察に現行犯逮捕されました。犯行の動機について,「男女交際に絡んで友人から借金をして,それを親に知られて厳しくしかられたので嫌がらせのためにやった」と供述しているようです。
報道では,「信じられな14歳の少年のバスジャック」という論調も見受けられます。しかし,このような子供っぽい犯行を,20歳を超えたオトナが起こしたとしたら「信じられない!」という気になりますが,14歳だというので,むしろそんな気はしませんでした。
そういう意味では,6月に起こった秋葉原事件,そちらの方がむしろ信じられない事件です。無差別殺傷事件で,残忍非道は犯罪ですが,犯人は25歳。「全くいい歳して,子供みたいな動機と犯行だな!」と思います。最近の事件を見るにつけ,「いい歳をして!」と思う事が多くなりました。しかし,私自身についても,「さっきのは,われながら子供地味た考えだったな」と思う事も多々あり,同じ穴の狢かもしれません。
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