データメディアは衰退する
私の会社で,ある時期書類をマイクロフィルムにして保存する事にした時期があります。ところが,それを読み取る機械が故障し,しかも既にメーカーはそれを作っていないので,過去の記録は読み出せなくなりました。さらに,レーザーディスクのような円盤に書類を保存した時期がありますが,これが読み出せなくなるのも時間の問題でしょう。
我が家についても,娘たちの小さい頃のビデオが8ミリビデオなので,消滅の危機に瀕しています。考えれば音楽だって,黒い円盤レコードを再生する機器は今家にはないし(レコードはまだとってあるのに),今使っているパイオニアのDVDとレーザーディスク両方が使えるプレーヤーが壊れたら,結構珍しい輸入盤もあるレーザーディスクを見ることができなくなります。
そう考えると,写真はプリントアウトして昔ながらの紙で残すのが正解だという気がしてきます。音楽は,CDもこの先どうなるかわからず,デジタルデータとしてパソコンの中にでも収納しておくのがいいかもしれません。しかし円盤レコードは長い歴史があって,レコード自身が今でもたくさん残っているので,最近でも再生できるプレーヤーがコロムビアやSONYから発売されており,結構な人気商品だという話です。ひょっとしたら音楽などは,CDでなく円盤レコードで残しておくのが正解かしら?
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