改造内閣発足
8月2日,改造内閣が発足しました。
小泉改革路線から決別した顔ぶれで,地方に金を落とし,表面的に経済を活性化させていこうという方向で,その財源確保のため増税が避けられないということになるでしょう。
根本的に構造改革を行うのではなく,とりあえず今だけよくなればという金権ばfらまき体質に戻っていくでしょう。今もうそっぽを向かれかけている外国の投資家からは,完全にそっぽを向かれるでしょう。金のばらまきで一時的な経済の活性化は図られるかもしれませんが,それは国民の税金のみで賄われて,外国も巻き込んだ本当の経済の活性化により賄われるものではないと思います。
しかし,別の面からいうと,これは結構わかりやすい政権ではないかと思います。小泉路線は外国向け,特にアメリカと歩調をとった政権ですが,今回の政権は昔への回帰であり,やりようによっては外国におもねらず,日本のいいところが表れてくる内閣だとも思います。
しかし,今回の内閣は解散までのつなぎなんだろうなあ。一方では解散向けの本格内閣という感じもありますが・・・。
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