事故米事件,産地偽装も
事故毒米事件。悪いことをしていたのは三笠フーズなど最初に輸入事故毒米を購入した業者だではなく,途中の穀物販売会社が産地を偽って販売していたことがわかりました。神戸市の「大豆油糧」という会社で,産地を米国産と偽っていたということです。
食品業界というのは,つくづく,そんな体質のところなのだと思ってしまいます。規制緩和など,してはいけない業界だったのです。業界の体質として,規制緩和を正しく受け入れられないのだとさえ思ってしまいます。
そもそも農水省も,工業用糊の原料にするというのに,なぜ三笠フーズなど食品業者に売り渡したのでしょう。ヤマト糊とか,そういう会社に売り渡すべきでしょう!(笑)。農水省も,農水大臣のとんでもないキャラクターもあってたたかれ続けていますが,そもそも監督省庁というのは業界側のものになりがちで,今回の事故毒米事件からも消費者庁の必要性を痛感します。
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