自動車メーカーがカーシェア事業化へ
昨年11月に,トヨタ自動車が3年間の実験として「トヨタカーシェアクラブ」を立ち上げたのに続いて,ホンダもカーシェアリングの事業化を計画している事を明らかにしました。
本来,自動車メーカーにとって,「カーシェアリング」は車の販売台数低減を招き,余り歓迎するものではないはずですが,そう言ってはいられない程カーシェアリングへのニーズが高まっているという事なんでしょうね。
実際,車に思いいれがなく,車に対して実用的な意味しか見出さない人達にとって,維持費や税金,駐車場代の負担は「もったいない」以外の何物でもなく,これが安く済む方法があればそれに飛びつくのは理解できます。さらに,「自分の車」に思い入れがあっても,経済的な理由からカーシェアリングを選ばざるを得ないということも,最近では多いと思います。これらの層は,車を所有した場合の税金負担の軽減など,国の政策次第でマイカーを持つ層になる可能性があります。自動車メーカーから国に対して,そのような政策を訴える事ができないんでしょうか? ちなみに私は,自分の車に対して愛着と思い入れがあり,車を手放してカーシェアリングに乗り換える事は考えられません。古い人間っていう事でしょうか?
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