米列車事故は携帯メールのために起きた

　９月１２日に，米ロサンゼルスで起きた貨物列車と通勤列車の正面衝突事故は，通勤列車の運転士が携帯メールを操作していて，赤信号を見落とした為という疑いが濃厚になってきました。
　この運転手は，運転中に５７通の携帯メールを発信しており，最後のメールは衝突の２２秒前に送っているとのこと。通勤列車は事故地点手前の複線区間で待機して貨物列車を通過させなければならないところ，赤信号を見落として複線区間から単線区間に侵入してしまったと思われます。
　携帯電話のために事故を起こして25名が亡くなりました。車でも，禁止されているにもかかわらず，運転しながら結構携帯電話を掛けたりいじっている人を見かけますが，他人を巻き込む危険な運転は止めてほしいものです。