海外不況に弱い格差社会
多くの会社で,暮れに派遣社員や非正規社員が解雇された昨年暮れ。年が越せないという相談が各所に相次来ましたが,どのように過ごされているでしょうか。今年は,さらに正規社員の解雇もありうるといわれています。
そのような状況では,売る側がどう頑張っても「購買意欲」など生まれようがありません。海外の不況で輸出品が売れなくなりましたが,出来上がりつつあった格差社会が,国内消費をも弱くさせています。格差社会は不況に弱い社会である事が実証されつつあります。かつては,海外不況での輸出不振を,国内需要が補償したということがありましたが,格差社会ではそのような事を望むべくもありません。
税制や雇用などにおいて,格差社会を解消するような手立てが必要な時です。
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