二階堂黎人 編 「新・本格推理 特別編―不可能犯罪の饗宴」
鮎川哲也から二階堂黎人が引き継いで編集に当たっている光文社文庫の「新・本格推理」シリーズは,ノンプロ作家の投稿で成り立っているシリーズです。それが今回は,これまでのシリーズの著者で,プロの作家になった人達が書き下ろした作品を集めた「特別編」です。1篇だけ,ノンプロの投稿作品が含まれています。
現実にはありえない構造の館や現実にはありえないシチュエーションでの事件。そんな推理小説が好きな私はにはお宝のような本です。新型インフルエンザや1000円高速道路の混雑をおそれて家にいる事が多いこのゴールデンウィーク,「本格推理」三昧の日を送っています。
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