新型インフルエンザ,中学生が感染
6月9日の報道によると,千葉県船橋市の中学校の生徒8人が,新型インフルエンザに感染しました。その前日,8日にも生徒1人の感染が発見されていて,この中学校と,さらに同学区の2校の小学校が休校となりました。また,6月3日から5日にかけて,同中学校は東北地方に修学旅行に出かけており,同校生徒が食事をした岩手県の飲食店の店員の感染も確認されたとの事です。
新型インフルエンザについては,季節性インフルエンザと同様の対応をとることになり,何となく収束に向かっているような気がしていますが,こんなニュースに接すると,じめじめした季節に向かっているとはいえ,まだまだ安心できないという気がします。最近はインフルエンザ報道に飽きたような感じもあり,世間でも今ひとつ話題が盛り上がらないのですが,ひところのヒステリックな風潮がおさまってよかったと思う反面,私を含めて人々の油断がちょっと心配です。やはり手洗いやうがいは励行しなくてはなりませんね。
---<追伸>--------------------
おりしも,6月9日,WHOのケイジ・フクダ事務局長補が記者会見で,感染が北半球から豪州など南半球に広がったことから,新型インフルエンザの警戒水準は,現状の「フェーズ5」から世界的大流行(パンデミック)を意味する「6」へ引き上げる状況に「極めて近づいている」と述べました。 全地球的には,「収まってきた」などとはとってもいえないようで・・・。
---<追伸>--------------------
6月11日,WHOはついに「フェーズ6」を宣言しました。
でも,拡大は主にこれから冬を迎える南半球の豪州などかと思ったら,日本でも秋田,北海道で初めての感染者が出て,まだまだ流行は治まりそうにもありません。まあ今のところ,毒性が強くない事だけが救いですが・・・。秋田,北海道の感染者は,ハワイからの帰国者だそうです。
| 固定リンク
コメント