立体映像って,これから流行っていくんでしょうか?
先日,某家電量販店に行ったら,3Dテレビのデモをやっていました。テレビは韓国製で,立体テレビ専用の放送チャンネルがあるらしく,その放送を受信していました。
最近,映画,ゲーム,テレビと,3Dが話題になっています。3D映画が続々と製作されているし,3Dテレビ放送技術が規格化され,パナソニックなどの国内メーカーも3Dテレビを発売するらしいし,9月24日に開幕した東京ゲームショーでは,3Dゲームの展示に人気が集まったといいます。3D映画が結構ヒットしているらしく,ゲーム,テレビもその流行に乗りたいということのようです。
立体映画といえば,ディズニーランドで短編を見たことがありますが,あの状態を2時間近く続けるというのは,ちょっと苦痛が伴うような気がします。まあ,当時に比べ技術も進化しているのかもしれませんが・・・。
その昔,1950年代にも立体映画の流行がありました。当時の巨匠アルフレッド・ヒチコックも「ダイヤルMを廻せ!」という立体映画を作っています。しかし,結局数年で下火になってしまいました。何故下火になったのか定かではありませんが,結局,「見世物」でしかなかったという事だと思います(しかし,流石にヒチコックの「ダイヤルMを廻せ!」は,2Dで見てもおもしろい)。
ということで,立体映像というのは,見世物としての映画では成功しないとは限らないが,テレビでは,結局長続きしないのではないか,やはり一時の流行だと思っています。
(写真は,ヒチコック監督の「ダイヤルMを廻せ!」のDVD。アマゾン書店のホームページより。)
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