新型インフルエンザによる死者,世界で1万人突破
WHO,世界保険機構のフクダ事務局長特別顧問が,12月17日の記者会見で,世界の新型インフルエンザによる死者が1万人を突破したと発表しました。
WHOの調査では,新型インフルエンザによる死亡率は,日本が100万人あたり0.2人,それが例えばアメリカは3.3人,イギリスは2.2人,南半球のオーストラリアは世界的な流行初期が冬だったせいもあってか8.6人だそうです。日本の死亡率が他国に比べて非常に低いのが目立ちます。
この理由として,日本には保険制度があって,熱が出ただけですぐ病院に行くから重症化しないのだとか,保菌者が発症する割合が高い民族で,保菌者中の死者の割合としては世界共通レベルであるが,発症者に対する死者という統計では低率になってしまうという説など,いろいろ理由は考えられるようです。私などは,日頃日本人はすぐマスクをつける習慣があり,それが大量の菌を体内に入れる機会を減らしている事もあるのかなと,素人なりに考えています。外国では,マスクをつけた人というと余程の重病者だという認識があるらしく,まして予防の為になどマスクをつけないのが普通だという事です。そんな習慣の違いも,死亡者率の違いになって現れているのかもしれません。
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