亀井郵政改革相の改革案に政府内で批判が・・・
郵便貯金の預入限度額や簡易保険の加入限度額引き上げを盛り込んだ郵政改革案について,政府内でも批判があり,政府内の意見がバラバラであるような印象を与えています。
亀井静香郵政改革担当相は,これまで9回も政府内で説明し,手続きはきちんと経ていて問題ないと言っています。まあ,説明はしたけれども,納得は得られなかったという事でしょう。
今回の郵政改革案に盛り込まれた郵貯の預入限度額2000万円,保険金上限額が2500万円への引き上げは,確実に国民の貯金の銀行から郵貯へのシフトを招きます。生田正治元日本郵政公社総裁が「まれにみる国家主導の壮大な民業・市場圧迫で、日本は二流の社会主義国になりかねない」という意見が,郵政改革案への反対意見を代表します。
まあ,郵政に集まった国民の資金は,国が運用する事になりますが,それをどのくらい信頼できるかによるという事なんでしょうね。銀行に集まっても,金融商品に消えて,各企業に廻る経済の血液の役割を果たしていなかったという事もあった訳ですからねえ。どっちがいいのか,結局わからないという事になってしまいます。
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