亡命イラク人,大量破壊兵器話の捏造を認める
フセイン政権が打倒されたイラク戦争の根拠,「イラクの大量破壊兵器開発」が捏造であった事を,ドイツへ亡命したイラク人が認めたという報道がありました。
2000年3月にドイツへの亡命が認められた際,ドイツの連邦情報局に協力を求められ,フセイン追放の機会である事,協力しなければ国外に居る妻がドイツに戻れなくなる可能性がある事から,可動式の生物兵器施設や秘密工場の話を捏造したとの事。
1人イラク人のついた嘘から,市民を含む10万人以上が犠牲になった戦争が起きたと思うと,空恐ろしくなりますね。しかし,この「嘘」が日頃から「フセイン憎し」と思っていたアメリカ政府の意向にピタリとはまった事から戦争は起きたのでしょうね。フセインは自業自得という事もあると思いますが,それに巻き込まれた人はたまりません。
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