大学入試問題，ネット投稿事件被疑者逮捕

　京大等の入試問題をネット上の掲示板に投稿して解答を求めた事件の被疑者が，仙台市内で逮捕されました。１９歳の予備校生で，３月２日現在の供述によると，単独犯であり，動機は合格したかった為と言っており，愉快犯ではなさそうです。
　ネット上のデータから，被疑者を特定するためには警察の捜査にたよらざるを得ず，警察が捜査すれば逮捕という結末になるわけです。先日のこのブログでは「今後同様の事件を防ぐ為にも，警察による徹底した捜査が必要」と書いたのですが，まあ，カンニングで送検されるかどうかは微妙でしょうね。将来の同様の事件を防ぐという意味では，投稿の方法など真相解明が必要ですが，正直言って，テレビなどの報道の仕方はちょっと過熱気味で，被疑者が社会的に制裁を受けすぎると感じる所があります。私のように年代の離れた者より，同じ受験生であるティーンエージャーの方が，厳しい見方をするかもしれませんね。