ビンラディン容疑者,死亡か?
国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を狙った米軍の作戦で,同容疑者が死亡したとの報道がありました。オバマ大統領も声明を出し,一説によるとDNA鑑定によって本物のビンラディン容疑者である事も確認されたとの事です。
ビンラディン容疑者が居たのはアボタバードという都市だそうです。首都イスラマバードの北東50kmの所にある都市だという事で,山岳地帯に隠棲していると言われていたビンラディン氏が都市に住んでいたというのは驚きです。ニュースではイスラマバード郊外と言っていましたが,50kmといえば,首都圏でいえば東京駅から大宮を過ぎてさらに20km程度行った所であって,郊外という感じではないと思います。
しかし,アルカイダも統率の取れた組織ではないようで,中小組織が勝手に行動するゲリラ的な組織で,ビンラディン容疑者も象徴的な意味しかなく,今回の作戦でアルカイダによるテロ撲滅に少しでも近づいたかどうかは,ちょっと疑問に思います。少なくとも,報復的なテロが起きない事を願っています。
(左の地図のA地点が,銃撃戦が行われたというパキスタン北部の都市,アボタバード。Google mapより。)
| 固定リンク
コメント