神奈川県南足柄市産の茶葉で,放射性セシウム検出
神奈川県南足柄市内で採取した茶葉から,食品衛生法による放射性セシウムの基準(1キロあたり500ベクレル)を超える570ベクレルが検出されて,神奈川県が出荷の自粛措置を南足柄市や農協に要請したという新聞記事を読みました。健康に被害を与える程度では無いが,農協では既に出荷した茶葉の回収を図るとのことです。
この放射性セシウムが,福島原発に由来するのかどうかは記事には書いてありませんでしたが,他に原因として考えようも無い事は確かです。
南足柄市といえば箱根,小田原の東側に位置し,福島との距離は同じ神奈川県の川崎市や横浜市より余程遠いと思いますが,そこでこのような放射線が検出されるというのはショックです。神奈川県産の農産物で,規制値を超える放射線を検出したのは初めてだと思います。
しかし,神奈川県西部でこのような放射線検出がなされた事が報道され,足柄茶に限らず,神奈川県産の農産物に対して風評被害が拡がらないかが心配です。
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