内閣不信任案,大差で否決
昨日もこのブログに書いた内閣不信任案,6月2日午後に採決されて倍半分程度の大差で否決されました。
震災後の非常事態に,良くはないが政治を止める事はできないし,内閣打倒後の展望も見えないとして不信任案に賛成しないと言っていた共産党,社民党が棄権,民主党内で賛成に回ると言っていた小沢氏も棄権,鳩山氏は反対,民主党で賛成したのは結局2名だけという結果でした。
ふたを開けてみれば・・・という感じですが,「良くはないが政治を止める事はできないし,内閣打倒後の展望も見えないし」という感覚は,多くの国民の思いと同じだと思います。
菅首相は来年1月頃,原発が冷温停止し,一応の事故収束が予定される時期に辞任する考えを示しました。自民党は,「事実上退陣を宣言した総理を相手に、いろいろなことをすることは出来ない。」などと相変わらず言っていますが,辞任を宣言し,その後に未練がないからこそできる事もあると思いたいですね。
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