新橋のラーメン店「銀笹」
新橋のラーメン店「銀笹」で昼食をとりました。銀笹は友人の推奨店で,その方面では(どの方面だ?)有名店であるとの事。
新橋駅を東側に出て,東の方に歩き大きな歩道橋を上り下りして,三井ガーデンホテルのさらに東側の路地に銀笹はありました。
11:30開店のところ,11:40くらいに行ったのですが,全部で20席に満たない4人がけのテーブル席は既に8割方埋まっていました。私はもちろん相席です。大きくない店で,カウンターが無くテーブル席だけというのも珍しいですね。狭いですが黒を基調とした日本料理店のような内装のきれいな店でした。各テーブルに最初からお盆とコップがセットされているというのも,日本料理店のようです。
メニューは白醤油か塩のラーメンとつけ麺。今回は白醤油のラーメンと例によってメンマトッピング,それにこの店の特徴である鯛飯を頼みました。
はじめにおしぼりと薬味の皿が出てきます。薬味はアオサと炒りニンニク,それに炒りネギも入っていた様です。ほんの少しですから,全部入れてもラーメン全体に対する薬味の役には立たなかったような・・・。
白醤油ラーメンは思ったより茶色でした。白醤油というのはお目にかかった事がありませんが,塩ラーメンのような色味のスープを予想していたのが,思ったより茶色で,このくらいの色味なら,醤油ラーメンとして他にもありそうな気がします(左上の写真では,実際の印象よりずいぶん白く映っています)。
麺は細麺の部類に入るのでしょうが,極端に細くもなく太くもなく。スープは魚介系らしいのですがあまり魚臭くなく,ざらざらの魚粉もなく,鶏系とのバランスもとれたなめらかなあっさり味です。油味の少ないあっさり味ですが塩気は結構利いています。まあ普通の味と言ってもいいのですが,この普通の味が一番難しい。その意味で見事です。
ラーメン丼には注ぎ口がついており,麺を食べ終わったらこの注ぎ口から鯛飯にスープを注ぎます。鯛の風味いっぱいの鯛飯のスープがけがラーメン後の楽しみというわけです。鯛飯として結局スープを残らずいただきました。
ものすごく何かを主張するというラーメンではありませんが,難しい普通味を見事に出しているラーメンだったと思います。
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