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2011/07/22

まだ中国に居ます

Kozan1Kozan3Kozan2 先日書いたように,中国に来ています。 仕事の合間を利用して,せっかく黄山市に来たのだからという事で,世界遺産に指定されている黄山に上りました。
 ツアーのバスで黄山の麓まで行って,そこでバスを乗り換えます。なぜ乗り換えなければならないのか分からないのですが,乗り換えターミナルから先は,2車線道路ではあるものの,つづら折のカーブが連続する道で,大型バスは専門の運転士による運転が必要なのかもしれません。上高地のようにマイカー規制で専用バスしか黄山地区には入れないと言うわけではないようで,自家用車はロープウェイの山下駅まで乗り入れていました。
 最初の写真はそのバスの乗り換えターミナルの混雑の様子です。一体どんなアトラクションに並んでいるのかと思うようですが,黄山地区行きのバスターミナルへ入るための行列です。
 次の写真は,ロープウェイを降りて黄山山中の山道を登る人々の行列の様子です。人々の行列が階段を上っていきます。坂道はあまり無く,基本的に上下は階段です。それだけ急な道だということです。
 最後の写真は,行列を作って上る道から撮った風景ですが,水墨画の世界に居る事が実感できるでしょうか。この行列さえなければ,水墨画の世界に浸っていられるのですが・・・。
 この人の多さ,山中の松ノ木より人の方が多いのではないかと思うほどです。あらためて中国の人口の多さを実感しました。
 この黄山の峰々は,1800mを超える標高なのですが,あまり涼しくありません。1800m級の高原というと,長野県の志賀高原を思い出してしまい,夏でも上着が必要な気温を想像し,上着を持っていこうかどうしようかと思案したのですが,持っていかずに正解でした。日光がささず,曇天で時折雨もパラつくような天気であるにもかかわらず蒸し暑いのです。高原のさわやかさは微塵もなく,湿度も高いのです。後で調べてみると,海からの湿った空気が山中に漂って,大量の霧や雲を発生させる場所だという事で,だからこそ水墨画の世界,仙境といわれる仙人が住む世界が現出するらしいのですね。
 こんな蒸し暑い1800m級の山々があるという事にも,驚きました。

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