中国の200V電源のこと
日本の家庭用電源は100V,中国は200Vです。
今回の中国出張でも,パソコンはもとより,携帯電話,髭剃り器やiPodなど,充電が必要な電気製品を持っていったわけですが,最近の各機器の充電器が200Vにも対応しているので,中国でも使えます。充電器が100Vにしか対応していない携帯電話機やiPodは,パソコンにUSBで接続して充電しています。
さて,200V対応の髭剃り器やパソコンですが,日本で充電するよりもはるかに早くフル充電になるのですね。髭剃り器では充電要を知らせる赤い警告灯が点いてからコンセントに挿すわけですが,充電に掛かる時間は,感覚的に日本よりずいぶん短いです。
おそらくこれは200Vの威力だと思います。日本でも,電源電圧を200Vにしようという動きがあるようですが,切替当初は製品の200V対応で混乱するものの,200Vになったら結構便利な事も多いと思います。特にこれからは,プラグイン電気自動車のような大量充電が必要なものが現れると,電圧上昇は必須なのではないかと思います。
中国では電圧は日本と違いますが,日本の電気製品をそのままコンセントに挿す事ができるので助かります。旅行用品店に売っているプラグの形を変換するアッタチメントを使う必要がありません。
(中国のホテルの髭剃り充電用コンセント。100V用と200V用の両方が用意されています。上側の200V用のコンセントも,日本のプラグをそのまま挿して使う事ができます。)
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