関東地方北部は杉花粉の本場ではないのか?
上の図は,関東地方の3月15日の花粉情報です。これは気象協会の図ですが,NHKの関東地方ローカルニュースでも同じような図を使っていて,色の違いで関東各地の花粉の多寡を示しています。
今回の15日の図ではあまり顕著ではないのですが,いつも不思議に思うのは,南の埼玉・東京・神奈川は花粉量が多く,北の群馬・栃木・茨城は花粉量が少なく,薄いオレンジ色や黄色の区域となっている事です。
何年か前,花粉の時期に日光・鬼怒川方面に行った事がありますが,杉の本場といっていいこの地域では,駐車してある車に花粉が黄色く堆積しているという状態だったのです。
そんなこんなで,私には関東地方では北に行く程花粉量が多いというイメージがあるのです。ところが毎日の花粉情報では北に行く程花粉量が少ないという状況で,「これはどういう事だ」と思います。
まあ南の杉の木から花粉前線が北上していきますから,花粉の飛び始めの時期では南の花粉量が多く北の花粉量が少ないという状況もあると思いますが,いまはもう関東地方では花粉全盛期になっているのではないかと思います。
関東地方北部の杉の本場で花粉量が少ないのはなぜか,やはり不思議です。
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