武蔵小山「D・Factory」のポークジンジャー
武蔵小山の地元の名店だったレストラン「ヤナギヤ」が閉店したあと,居抜きの様な形で開店した「Kitchen D.Factory」ですが,私が前回訪れたのは開店後間がない2009年の事でした。
3年ぶりの今回は,豚肉の生姜焼きを食べようと訪れたのです。そもそも生姜焼きは,私の感覚では家庭料理で,外食として食べるものではありませんでした。それを何故今生姜焼きかというと,某podcastで生姜焼きについて語ってたのを聞き,影響されやすい私は,それに触発されて食べたくなったのです。
さて,私の中にある生姜焼きのイメージは,薄くもなく厚くもない大きめの豚肉が甘辛いタレに絡められた茶色の料理です。しかしKitchen D.Factoryのポークジンジャーは違っていました。薄めの豚肉が3枚。色は茶色というよりステーキのような焼き色。水菜とスライスしたタマネギが上に載っています。下にも水菜とタマネギが敷いてありました。タレは確かに甘辛い物でしたが,甘さより辛さが立ったもの。ジンジャーの香りは薄めです。薄いステーキ色の肉,甘さを押さえたタレというのはわたしの好みです。家庭料理か定食屋の定番という感覚だった豚肉の生姜焼きが,見事に洋食レストランのメニューになっていました。
ところで今回のランチは,正確には「もち豚のポークジンジャー&カニクリームコロッケ」というのですが,たったひとつ,添え物のように載っていたカニクリームコロッケがクリーム感も程よく,もっと食べたいというしろものでした。カニクリームコロッケだけのメニューは無いようですが,作って欲しいと思いました。
さて今回の昼食,ライスとサラダとスープと食後の飲み物がついて1050円というのはお得でした。
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