補聴器専門店の知人の話
ふとした事から最近知り合った人は,ある商店街で補聴器の専門店をやっている人です。補聴器の専門店というのは,私には未知の領域で,知らない商売の事を聞くのは興味深い事です。
補聴器の値段というのも知りませんでしたが,ピンからキリ迄あるようで,ピンの方は50万円程度の値段になるそうです。そんな高価な物とは知りませんでした。ピンの方になるほど,様々な調整ができるようになり,その人にあったカスタムメードに近い補聴器になるそうです。
そしてピンの方の補聴器はまた,大きさが小さくて着けていても目立たない物でもある様です。ところが,着ける人の多くは老人であるため,小指の先にも満たない大きさの補聴器を失くしてしまう事もしばしばだとか。何十万円もする補聴器を無くしてしまうというのは大変な事ですね。家族に買ってもらった補聴器を無くして,こっそり家族には内緒で同じ物を注文する方もいるとか。
「目立たない補聴器を」と言って高価なものを買う人が多いと聞きましたが,若い人ならいざ知らず,老人が目立つ補聴器を着けていても,あまり違和感は無いと思うのですがねえ。やはり着ける方は気になるんですね。まあそこら辺の見栄というのは,分からないでもないですが・・・。
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