日光に行きました(2)〜湯滝
昨日紹介した日光小田代ヶ原から遊歩道を湯滝へ向かって歩きました。湯滝は奥日光湯ノ湖の湖尻から流れ落ちる湯川の滝です。
小田代ヶ原から湯滝までは,木道を主とした遊歩道や立て看板が整備されており,道に迷う事はありません。戦場ヶ原や小田代ヶ原周辺には,湿原を歩くコースなどいくつかの遊歩道がありますが,小田代ヶ原〜湯滝のルートは,そのほとんどが森の中を抜けるコースです。
湯滝の前に,小滝という落差5m程の小さな滝があります。小さな滝と言っても湯滝と同じ湯川の滝であり,湯滝と水量はかわらないはずです。ただ落差が小さいので「小滝」というわけです。
小田代ヶ原から湯滝へは,1時間程で到着します。湯滝を初めて見ると,落差の低い小滝を見ているからか,その壮大さに驚きます。湯滝を正面から間近に眺める展望台がありますが,そこからの湯滝の眺めは,「ほー!」と思う程感動的でした。小滝と湯滝は,いいコンビといえるでしょう。こじんまりした小滝の後に湯滝を見るからこそ,感動が生まれます。
小田代ヶ原から湯滝まで,1時間程のあまりアップダウンの無いコースです。山歩きではない,草原の周りの森の中の散策で,あまり疲れる事も無く,快適なハイキングを楽しむ事ができます。
その湯滝の滝壺から,湯滝に沿ってジグザグに上って,湯滝の落ち口へ行く事ができます。湯滝の落差,50mを昇るわけで,今回の散策の中では唯一のキツイ登り道であり,なかなかキツイ行程でした。湯滝の落ち口の上流すぐの所が湯ノ湖の湖尻です。湯ノ湖から落ち口迄のゆったりした静かな流れが,急に落ち口から白い水流となって落ちて行く様は,なかなか面白い光景でした。
一番上の湯滝の写真をクリックすると,湯ノ湖から流れ落ちる湯滝の滝口の動画が見られます。
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