日光に行きました(1)〜小田代ヶ原
日光に行ってきました。朝6時半頃,横浜を出発して車で日光に向かいました。途中,東北道の事故渋滞に引っかかり,着いたのは11時頃になってしまいました。以前アップしたTimes Plusのカーシェアリングを利用したドライブです。普通のレンタカーでは,営業が朝8時からなので,この時間に出発する為には前日から車を借りていなければなりません。早朝に出かけて,夜遅く戻ってくる場合,カーシェアリングは便利です。
さて,東照宮や中禅寺湖などに目もくれず,車は一路日光戦場ヶ原へ。今日のメインは,戦場ヶ原周辺の散策です。戦場ヶ原の三本松に車を置き,光徳入口付近から戦場ヶ原の遊歩道に入るつもりでした。しかしこのルートは過去にも訪れた事があり,今回は別のルートをという事で,戦場ヶ原の奥にある小田代ヶ原へ行く事にしました。
三本松から日光方面に徒歩で戻り,戦場ヶ原の入り口の園地,赤沼からバスに乗って小田代ヶ原へ向かいます(赤沼からバスに乗るのならば,三本松ではなくて赤沼の駐車場に車を止めればよかった・・・)。赤沼からのバスは低公害ハイブリッドバス。小田代ヶ原方面は,このバス以外の自動車の乗り入れが禁止されています。戦場ヶ原を貫く国道120号線から小田代ヶ原方面への日光市道1002号線には,国道からの分岐付近に鉄の門があり,バス以外の自動車を閉め出しています。この門は,バスが通行するときには自動(バスからのリモコン操作?)で開閉します。(下の写真は,小田代ヶ原のバス停に停まっているハイブリッドバス。)
バスを小田代ヶ原で降りて,回転式の扉から小田代ヶ原へ入ります。小田代ヶ原は,白樺などの植物を鹿の食害から守る為に全体を柵で囲まれており,人はこのような回転扉から中へ入る事になります。
小田代ヶ原の湿原はあまり大きな区域ではなく,浅い盆地になった地形が広がっています。雨が降るとここに水がたまって,小田代湖ができます。普段は現れない幻の池です。上の写真でも少し池が見えますが,大きな台風の後など大雨の後では,小田代ヶ原全体が湖になるほど大きな湖水ができるそうです。
上の写真のような小田代ヶ原の気持ち良さげな草原ですが,人が立ち入る事はできません。弱酸性の土壌に育つ繊細な植生を保護する為に,人が立ち入りできる場所は遊歩道か展望台(台とは言っても草原から飛び出した高い展望台ではありません。展望場所とでもいう感じの所です)に制限されています。
さて,これから小田代ヶ原から湯ノ湖へ向かって散策路を歩くつもりです。小田代ヶ原や戦場ヶ原周辺は,標高1400m程度の高原で,とても涼しい散策ができたのですが,続きはまた別の機会に。
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