イギリスへ行ってきました(3)〜コッツウォルズ地方のマナーハウスに宿泊
ロンドン観光の次はコッツウォルズ南部のマナーハウス宿泊ツアーに参加しました。
コッツウォルズ地方は,イングランド中央部の丘陵地帯です。その南部,スローターという村にある領主の館をホテルに改装した「Lords of the Manor」というマナーハウスに宿泊してディナーをいただくというツアーでした。マナーハウスというのは,辞書で引いてみると「荘園領主の館」という意味の様です。
外観は古いのですが,中は近代的で快適なホテルです。ホテルとしては五つ星。メインダイニングはミシュラン1つ星とのこと。実のところ,ホテルの中も1600年代である事を期待していたのですが,そうではありませんでした。ただ,各部屋の構造は,貴族の館時代と変わらないそうです。
ディナーの服装は「スマートカジュアル」という事で,スニーカー,ジーンズ,Tシャツを避ければ,特に背広,ネクタイ着用という事はありません。私も,普段着ているボタンダウンのシャツにブレザー,ネクタイ無しという服装でした。
ディナーはいくつかのコースから好みの物を選びます。私や娘達はラムのステーキ,カミさんは牛肉のステーキのコースを頼みました。イギリスのラムは臭みもなく,とても美味しかったです。イギリスでは「牛肉でなくラムのステーキがおすすめ」と聞いていましたが,牛肉のステーキもそれなりに柔らかくおいしい物でした。
このツアー,ロンドンからバスでコッツウォルズ地方のいくつかの村をまわる1日コースに便乗し,最後にボートン・オン・ザ・ウォーターという村で1日コースから外れ,迎えに来た車でマナーハウスへ行くというコースだったのですが,朝の集合時間を間違えて遅れてしまい,バスに乗れませんでした。そこで,ロンドンのツーリスト支店のアドバイスに従い,ロンドンからボートン・オン・ザ・ウォーターまで自力で向かいました。ロンドンパディントン駅から自力で切符を買って,自力で列車に乗って(これは空港から列車に乗ってロンドンに来たので,経験済みですが),自力で目的地の駅,モートン・イン・マーシュ駅に降りて,自力で駅前のタクシーを拾い,ボートン・オン・ザ・ウォーター村に行きました。この村を見学した後(忍野八海のような,小川沿いの美しい村です。日曜日だった事もあり,忍野八海と同様にえらく混んでいました。),ここからはツアーの予定通り,迎えに来た車でマナーハウスへ向かいました。駅で切符を買えるか,終点でもない目的駅で間違える事無く列車を降りられるか,タクシーを拾えるか,心配はいろいろありましたが,皆うまくいきました。この時の経験が,ツアーでない,明日からのダートムーア行きに対する自信になりました。災い転じて福をなすという感じです。
(写真は,マナーハウスの庭園側から見た外観とディナーのラムステーキ,それとマナーハウスの部屋の様子。)
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