« 東横線で試運転中〜副都心線乗り入れで | トップページ | 東京品川中延のねぶた祭り »

2012/09/16

イギリスへ行ってきました(10)〜帰国

Fishchips さて,イギリス滞在9日目,ついに帰国の途につきます。この日の午後の便に乗り,日本には翌日の朝到着しました。夏,イギリス旅行から帰国した方々の多くのブログに載っている様に,成田へ降りた時の感想は「暑い。むしむしする。」 夏でも涼しかったイギリスに対して,成田に着いたとたん「まだ夏だったんだ」と感じました。
 今回のイギリス旅行を振り返ってみると,案外英語を聞いたり話したりする機会が無かったなという印象です。ツアーは全て日本の旅行社主催のもので日本語で通せたし,普通一番話す機会がありそうなのは個人旅行として行ったB&Bなのでしょうが,今回宿泊したダートムーアのB&Bは何しろ奥さんが日本人で,高校生の息子さん達もお母さん以外の人とむしろ日本語で話しをしたいという状況だったし,イギリス人のご主人の話は逐一奥さんや息子さん達が翻訳してくれるし(こちらが頭の中で日本語に翻訳するより早く)・・・ということで,英会話はほとんどありませんでした。まあそれはそれでありがたかったのですがね.
 お土産もいろいろ買ってきましたが,昨日書いた大英博物館のアヒルを初め,知人に差し上げる予定の物がいまだに家にあるという状況になっています。結局自分達が気に入ってしまい,配れないのです。
 その他のイギリスの印象としては,物価が案外安いという事です。これは昨今の円高のせいだとも思いますが,先進国,特にヨーロッパは物価が高いという感覚があったのに対して,食品やお土産品など,日本と比べると安いじゃあないかという印象でした。
 高いものもありました。例えば地下鉄の料金です。ロンドンの地下鉄はゾーン制で,基本的に距離制である日本の地下鉄とそもそも料金体系が違うのですが,観光客が乗るような数駅間が高いのです。初乗り運賃は4.3ポンド(円高の威力を借りても540円程)にもなり,日本の感覚ではちょっとベラボーな値段です。しかしオイスターカードを使えばこれが2ポンド(250円程)になり,まあウチの近所の横浜市営地下鉄よりちょい高い程度にはなります。
 なにしろイギリスは先進国ですから,困った事というのも特に無いのですが,強いて言えばトイレがシャワートイレでないという事ですかね。日本の発明品であるシャワートイレなどは,来日時に感動して買って帰ったというレオナルド・ディカプリオ宅でもなければ,世界中どこへ行っても無い(インドにはありました。日本のような先進的なシャワートイレではなく,水道から細いパイプが便器につながっていて,そのパイプについている普通の蛇口を開けて洗うという方式です)と思います。今回ずっとシャワートイレ無しで過ごして,あれはなかなか便利な物である事が実感されました。
 イギリスは北部の湖水地方など,まだ行ってみたい場所がたくさんあります。また,家族ぐるみでのおつきあいの様になったダートムーアのB&Bにも再訪したいし,ダートムーアの地にも訪れる場所がまだまだたくさんありそうです。つぎに行く時はロンドンに泊まらずに,ヒースロー空港から直接地方へ行く事になるような気がします。

(写真は,最後にヒースロー空港内のカフェで食べたフィッシュ&チップス。美味しかった。)

−−−−<追伸>−−−−−−−−−−−−−−−−−

 さて,帰国してから,イギリス旅行の思い出はまだまだ尾を引いています。そんな様子を「外伝」として(笑)ブログに書きました。

 イギリスへ行ってきました(11)〜外伝:自宅でクリームティーを
 イギリスへ行ってきました(12)〜外伝:自宅でフィッシュ&チップスを
 イギリスへ行ってきました(13)〜外伝:平井杏子著「アガサ・クリスティーを訪ねる旅」
 イギリスへ行ってきました(14)〜外伝:スコーン作りに再び挑戦

|

« 東横線で試運転中〜副都心線乗り入れで | トップページ | 東京品川中延のねぶた祭り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イギリスへ行ってきました(10)〜帰国:

« 東横線で試運転中〜副都心線乗り入れで | トップページ | 東京品川中延のねぶた祭り »