イギリスへ行ってきました(6)〜ダートムーア紀行(その2)
前回はダートムーアに着いてからの事を書きましたが,いまだにB&Bに行き着いていませんでした。前回,村のカフェでクリームティーをいただいた後,いよいよB&Bへ向かいました。
B&Bはウィディコム・イン・ザ・ムーア村の丘の上にありました。建物は200年前の建築だという事ですが,内部は気持ちよく改装されていました。以前書いた様に,B&Bは家の一部屋を貸すというような具合に,トイレやバスも経営者と共用という場合もあると聞きましたが,ここは宿泊客用の出入口が家族用と独立しており,居間兼ダイニングも客用が独立,キッチンも客専用の物があって,備え付けの紅茶や珈琲を自由にどうぞという具合でした。トイレやバスも,ホテルの様に各部屋には無いのですが客用が独立しています。部屋も一番下の写真の様にとてもきれい。おまけに部屋の窓からはウィディコム・イン・ザ・ムーアの丘陵が一望の元に見渡せるという,それだけでも来てよかったと思いました。


B&Bは「Bed and Breakfast」ですから,夕食をこの宿で摂る事はできません。事前にメールのやり取りで,村のパブの予約をしてもらっていました。通常は客だけでこのパブで夕食を摂る事になるのですが,これ迄の道行きで,なんだか双方共家族ぐるみの付き合いのような気分になってしまい,パブでの夕食も一緒に摂る事になりました。全く異例らしいのですが,高校生の息子さんも含めて両家族8人で村のパブに車で向かいました。
パブというのは,「居酒屋」と翻訳される事が多く,またロンドンのパブは正に洋式居酒屋という雰囲気だったのです。ところが私達が入った「Old Inn」というパブは,ほとんどレストランという感じであり,内部も思ったより広くて気持ちいい雰囲気でした。B&Bの奥さんにメニューを一つ一つ解説していただき,私とカミさんはラムのステーキと小エビのカクテル,娘達は肉のパイ包みを頼みました(・・・ようです。ほとんど自分たちのメニューの選択に気が向いていて,娘達を含めて誰が何を食べていたのか覚えていない)。メニューの中にビーフステーキもあったのですが,イギリスのビーフは獣臭さがあり,B&Bの奥さんはイギリスに来てからビーフは食べられなくなったそうです。そのかわりイギリスのラムは臭みもなくおいしいという事でした。実際,イギリス滞在中に2回ラムステーキを食べましたが,いずれも臭みもなく,柔らかく,おいしかったです。
(上の写真3枚は,パブ「Old Inn」の外観と内部のカウンター,それと食後に親達が支払いをしている間,カウンター脇のテーブルを挟んで談笑しているB&Bの高校生兄弟とウチの娘二人。)
ところでこのパブ,日本に帰って来てから知ったのですが,幽霊が出るそうです。ハリーという名の男性とメアリー・ジェイという名の少女の幽霊だそうです。実際のOld Innにはそんな雰囲気は微塵も無かったんですがね。もしその事を知っていたら,トイレに行くとき高校生兄弟を誘っていたでしょう(笑)。ちなみに,イギリスでは「幽霊」という存在に対して,全く恐怖心がないようです。人に対して悪さをしないからだとか。
パブからB&Bに戻って,ウチの娘2人とB&Bの高校生兄弟2人は,一階の客用居間で遅く迄話していたようで,2階の寝室まで笑い声が聞こえていました。
さて,2日目の事はまた次の機会にアップします。
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