イギリスへ行ってきました(11)〜外伝:自宅でクリームティーを
さて,昨日迄10回にわたって「イギリスへ行ってきました」というイギリス紀行を書いてきましたが,この旅行で「食」の上で印象に残っているのは,信じられないくらい不味かったロンドンのスパゲッティー&ピザと美味しかったダートムーアのクリームティーです。
帰国してから,このクリームティーを食べたいと思い,クローテッドクリームを買ってきました。信じられないのですが,クローテッドクリームはウチの近所のスーパー3軒のいずれでも売っていました。日本で作っているメーカーは1社だけ(中沢乳業)らしく,どこも中沢乳業のクローテッドクリームを売っていました。
さて紅茶はロンドンで買ってきた物があるし(前にも書いた様に,水は日本の軟水ではなく,硬水でいれるのが美味しいらしいのですが,そこ迄はこだわらない事にして),スコーンはカミさんが簡単に自家製できると言っています。それを信じて,なつかしいクリームティーを食べる気になっていました。
ところが,焼き上がったスコーンをみて愕然としました。かの地のスコーンはある程度高さのある物だったのに,自家製のスコーンはつぶれた饅頭のような格好をしていました。
それでもスコーン(と称するもの)を二つに割って,クローテッドクリームとジャムをつけて食べると,確かにダートムーアで食べたクリームティーの味がしました。要するに,おいしいクローテッドクリームさえあればなんとか格好がつくのが「クリームティー」というものらしいのです。
カミさんには,ダートムーアのようなスコーンが焼ける様に研究してもらう事にして,何度でも食べてみたいと思いました。
| 固定リンク
コメント