横浜市立中央図書館で借りた本
一昨日の記事以来,横浜の桜木町〜野毛の当たりをうろうろしていたのは,横浜市立中央図書館に行く為でした。
ここで借りて来たのが,写真の本です。
以前このブログで,マドレイン・ラングルという女流作家の「五次元世界のぼうけん」というジュブナイル小説の想い出について書きました。そしてつい先日も,日本語版が手に入らないなら英語の原書を買おうかどうしようか迷っている事を記事にしました。私が小学生の頃,あかね書房から出版されていたこの本は,既に絶版になり,近所の図書館を探してもありません。アマゾン書店で調べてみると,あかね書房版ではなく,サンリオから出ていた同じ作品,「惑星カマゾツ―時間と空間の冒険1」という本が古本として出品されていましたが,5000円を越える値段でした。
そんな稀覯本だったのですが,ふとサンリオ版「惑星カマゾツ」で図書館を探してみようと思った訳です。そうしたら,灯台下暗し,私の住む横浜市の中央図書館にある事がわかり,今回借りてきたのです。
いまそれを読んでいます。小学生の頃読んだあかね書房版とは中のイラストが異なり,懐かしさがもう一つという事がありますが,読み進むにつれて作品の雰囲気が思い出され,やはり懐かしさと面白さがよみがえってきました。当時よく分からなかった「時間のしわ」という概念が,今ではよくわかります。
(作者の名前,マドレイン・ラングルはサンリオ版の書き方で,あかね書房版ではマデレイン・レングルと表記していた様ですね。Madeleine L'engleを英語読みにするかフランス語読みにするかで,ちがってくるようです。)
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