有栖川有栖と建築家 安井俊夫の両氏による対談形式の「密室入門」
先日予告した様に,電子ブックで推理作家 有栖川有栖と建築家 安井俊夫の両氏による対談形式の「密室入門」という本を読みました。
タイトルを見て分かる様に,推理小説の解説本といえるでしょう。密室ものに特化している事と共に,推理小説好きの建築家である安井俊夫氏が対談相手となっているのが他の同種の本と異なっています。
「入門」というとおり,初心者向けに,カーと天城一氏の有名な密室講義も紹介されてますが,むしろある程度ミステリーを読んできた者が,建築家という密室と密接に関係ある第三者の意見を楽しむという本かもしれません。その意味で,面白い本でした。
ところで電子ブックで読んだ場合,ブログカテゴリーを「書籍」とするのに若干抵抗があるんですね。この抵抗感が抜けるのはいつ頃でしょうか?
(ところで,私のハンドルネームAllice堂は,別に有栖川有栖氏に因んだものではありません。よく聞かれるもんで・・・)
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